製造工程Manufacturing process

原料には主に水揚げされたイワシやサンマ、ニシン等の、加工時に出る残滓(アラなど)および、水揚げされても傷があったり、サイズが小さい等、市場に出されなかった規格外の魚も原料として用いています。

魚粉の製造工程

魚粉は、水分と固形分を分け、加熱した固形分を粉砕して粉にし、乾燥させて製造されます。
分離された水分は遠心分離によってソリュブルと油に分けられ、ソリュブルはさらに濃縮処理の後、固形分に再び添加されます。
この工程で精製される油を、魚油といいます。

弊社では、魚粉・魚油を下図のような工程で製造しています。(石巻事業所)

  1. ①原料ホッパー

    原料となる魚腸骨が投入され、腐敗抑制のために水気が切られます。

  2. ②原料タンク

    原料を60㎥まで貯留することができます。

  3. ③クッカー(原料煮熟機)

    原料を4~50分かけて100℃で煮熟します。

  4. ④プレス(圧搾機)

    煮熟原料を圧搾し、液分を絞り出します。

  5. ⑤ドライヤー(乾燥機)

    圧搾原料にソリュブル(濃縮蛋白液)を戻したものを、90分ほどかけて乾燥することで魚粉が完成します。

  6. ⑥ミールクーラー(放冷機)

    乾燥された魚粉を水を冷媒として間接冷却します。

  7. ⑦原料倉庫

    製造された魚粉が在庫され、山ごとにロット管理されます。

化製工場 設備

  • ○排水処理設備

    場内洗浄水などの汚水を一次処理してから下水へ流します。

  • ○脱臭装置

    工場建屋内の臭気を酸・アルカリ処理をして脱臭します。

調整魚粉製造工程

製造された魚粉を、飼料の原料として使用しやすくするため、一定の品質に整えたものを調整魚粉といいます。
お客様のニーズに合わせて、成分を調整しております。

弊社では、下図のような工程で製造しています。(石巻事業所)

  1. ①切込ホッパー

    配合タンクごとに種類を分けて原料を投入します。

  2. ②配合タンク

    20㎥×5本の原料が貯留され、配合割合に合わせて計量されます。

  3. ③ミキサー

    計量された複数の原料を、1t単位で2分間配合します。

  4. ④シフター

    微粉砕された配合原料の粒度を整えることで、調整魚粉となります。

  5. ⑤滅菌機

    調整魚粉を2~30分かけて約90℃まで加熱し滅菌します。

  6. ⑥ミールクーラー

    加熱された調整魚粉を外気を使って約40℃まで冷却します。

  7. ⑦製品タンク

    滅菌された調整魚粉を30㎥×10本分、貯留できます。

  8. ⑧出荷設備

    トラックを乗り入れる搬出用の荷受けドックです。バラで積みこみ出荷します。